LAB Golfパター(ラブゴルフ)の取り扱い開始のお知らせ
LAB Golfパター(ラブゴルフ)の取り扱い開始のお知らせ
広島市安佐北区のゴルフ工房 スルーザグリーンです。
先日、当店のインスタグラムでもお知らせいたしましたが、新たにL.A.B. Golfのパター取扱店になりました!
メーカーHPはコチラ→『L.A.B. Golf』
早速、評価の高い LINK.1、MEZZ.1、DF3の3機種の試打クラブをご用意。
この記事では、LAB パターの特徴や試打パター各モデルのポイントについて詳しくご紹介します。
L.A.B. Golfとは?
L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)は、「ライ角バランス技術(Lie Angle Balance Techology)」に基づく革新的なパターを提供するブランドです。
ジャパンゴルフフェアにも出展されていましたので、「変わったパターがあるな〜」と1度は目にされた方も多いのでは?
『パッティングをどうしたらシンプルにできるか』
この問いに答えるため、L.A.B. Golfは
パターヘッドが勝手に回転(トルク)しようとする動きを一切排除する
という、新しいコンセプトでパターを開発しました。
ライ角バランス技術
もうお気づきの方もおられると思いますが、
L.A.B.Golfの「L.A.B.」はLie Angle Balance の頭文字ですね。
この「ライ角バランス技術」は、パターのトルクを最小限に抑え、安定したストロークを実現します。
この技術は、アメリカのPGAツアープロから評価され、プロからアマチュアまでの幅広い層に支持されています。
シャフトで支持して、クルクル回すとシャフトがヘッドの重心を指していて、バランスアングルが無いので、クルクル周ります。
クルクル動画→コチラ(当店のインスタに上げた動画へ)
ゴルフクラブは一般的にライ角が付いていて「ヘッドの重心がシャフトの軸線上からズレている」構造をしています。
パターの多くも、シャフト軸からの「重心距離(長さ)」と「重心深度(深さ)」の2方向にズレています。
センターシャフトのパターでも、「重心深度(深さ)」方向にズレているモデルが多い。
このズレにより、パターヘッドはストローク中にそれぞれに設計された、このズレに合わせて回転しようとします。
いわゆる「パターの性格」が生じる訳です。
この「ズレによるパターの性格」を味方に付けているゴルファーもいます。
しかし、味方に出来るゴルファーがいれば、パターと戦い続けるゴルファーも多くいます。
特に、ストロークに「アーク(円弧)のイメージを持っていない、直線的なストロークしている」ゴルファーにとっては、ズレが引き起こす回転の方向が「イメージと反対」であるため、パターとの戦いが生じます。
「ライ角バランス技術」は、このズレを無くして、パターと戦わないようにする技術だと言えます。
シャフト軸線上に重心がある状態=ヘッドの重心にシャフトが付いてる状態
思った方向へ打ち出すには
パター全体の話になりましたので、パッティングの「打ち出しの方向」について少し付け加えておきます。
パッティングの打ち出し方向には
- インパクト時のフェース向きによる影響が83%
- ヘッドの軌道による影響が17%
大半がフェース向きによって決まると言えます。
先ほどの「ズレ」により生じた回転と戦っているゴルファーにとって、
インパクト時に回転するフェースを正確にスクエアに調整するのは難しいことです。
回転しなければ、回転を調整する必要がありません。
アドレスでフェースをターゲットに対してスクエアに構えることが出来れば十分です。。
「回転しないから、真っ直ぐに当たる」ということです。
特徴的なグリップ
L.A.B. Golfのパターは、他に類を見ない特徴的なグリップを採用しています。
PRESS GRIP(プレス・グリップ)これがストロークの安定性をさらに高めます。
※Link.1以外に採用
トッププロの多くが採用するパッティング時の動作に「フォワードプレス」があります。
名前の通り、「フォワード(前に)プレス(押す)」
ストロークの始動時に、打球方向へパターを傾ける動作を指します。
フォワードプレスにはおおまかに下記の目的があります。
- スムーズにテイクバックを始動するため
- 適正なロフ角度でインパクトするため
- インパクトの再現性を上げるため
- フォロースルーを出しやすくするため
トッププロであれば、卓越した正確性で毎回同じように傾ける動作ができます。
が、
その他のゴルファーは、
- 傾ける量
- 傾けるタイミング
- 傾けた際にフェースが開く
など、一定にならず不安定要素になり得ます。
プレス・グリップには、グリップそのものにフォワード・プレスに必要な機能が取り込まれています。
一般的なパターグリップはシャフトがグリップの中心を通る構造ですが、プレス・グリップは、モデルに応じて中心軸から3度または 1.5 度シャフトを通す穴が打球方向へ傾いています。
先ほどの画像に、赤いラインでシャフトが通っているラインを示してみました。
グリップを握った段階で、既にフォワードプレスされている状況を作り出しています。
L.A.B. Golfのパターは、シャフトの延長線上にがヘッドの重心が来るように設計されています。
ヘッドの奥行きが長くなると、重心は深くなります。
ヘッドの重心が深くればなるほど、フェースとシャフトの取り付け位置は離れていきます。
重心深度の深いモデルに一般的なグリップでは、ハンドレイトなアドレスになってしまいがちです。
ハンドレイトなアドレスになると、ロフト角がかなり寝た状態でアドレスするようになります。
そこで、適正なロフト角にアドレスできるように、各モデルのヘッドの重心深度に応じた角度が設定された、専用のグリップが装着されている訳です。
適正なロフト角でのアドレスとフォアードプレス、このプレスグリップにはパッティングの正確さを引き出す機能があります。
試打パターの紹介
LINK.1の特徴と評価
まずはLINK.1からご紹介します。
LINK.1は、クラシックなブレードスタイルのパターでありながら、L.A.B. Golfの「ライ角バランス技術」を搭載しています。
このモデルは、L.A.B.パターの中で最も重心が浅く設計されています。
これにより、シャフトの取り付け(ヘッドの重心)位置がフェースに近く、
多くのセンターシャフトのパターに近い見た目をしています。
その他の重心位置が深いL.A.B.パターに違和感を感じてしまう、伝統的なデザインを好むゴルファーにオススメです。
また、距離のコントロールを自分で行いたい方にオススメ。
- デザイン:クラシックなブレードスタイル
- 技術:ライ角バランス技術
- おすすめポイント:違和感を最小限にする伝統的なデザインと最新技術の融合
- グリップ:Simple Rubberグリップ(No Press グリップ)
試打の際には、その安定感と距離感のコントロールしやすさをぜひ体感してください。
ヘッドのサイズは、一般的なブレードパターよりもほんの僅かにブレード長が長め。
クラシックなデザインに融合された、ストロークの一貫性が向上するLABゴルフ パターの技術を実感できるモデルです。
MEZZ.1の特徴と評価
次にご紹介するのはMEZZ.1です。
MEZZ.1は、ヘッドの慣性モーメントを意識したモダンなマレットスタイルのパターです。
視覚的なアライメントが取りやすいデザイン。
インパクト時の打球感を伝えてくれる設計になっています。
ヘッドからのフィードバックは、上級者にとって必要な情報を多く含んでいます。
- 芝の重さや距離感をつかむ
- 自分の感覚とのズレの修正
- その日の調子の把握
このモデルは、パッティングの精度を高めたいゴルファーにおすすめです。
- デザイン:モダンなマレットスタイル
- 技術:ライ角バランス技術
- おすすめポイント:視覚的なアライメントのしやすさ・幅広カスタマイズに対応。
- グリップ:PRES.S II 1.5 Smooth グリップ
試打の際には、その視覚的なアライメントのしやすさと、安定したストロークを体感してください。
MEZZ.1は、その視覚的なアライメントのしやすさと安定感で、多くのゴルファーから高い評価を受けているモデルです。
MEZZ.1には、一回りヘッドサイズの大きいMEZZ.1 MAXがラインナップに用意されています。
(現在のところMAXは試打パターのご用意はございません。)
DF3の特徴と評価
最後にご紹介するのはDF3です。
L.A.B. Golfの原点でもあるDF(DIRECTED FORCE)シリーズの最新モデル。
DF3は、L.A.B. Golfのフラッグシップモデルであり、最も高い安定性を誇ります。
DF2.1から、DFらしい機能はそのままに、より構えやすく、打感と打球音も心地良くなるようリサイズ・アップデートされました。
- デザイン:高い安定性を誇るL.A.B. ゴルフのフラッグシップモデル
- 技術:ライ角バランス技術
- おすすめポイント:特にショートパットに自信が持てるように組み込まれたヘッドデザイン
- グリップ:PRESS PISTOL 2 グリップ
試打の際には、その圧倒的な安定感と、トルクの影響を受けないストロークを体感してください。
1.5m前後のプレッシャーのかかるパッティングで、DFシリーズは自然とスクエアが取れるように設計されています。
DF3は、その圧倒的な安定感とトルクの影響を受けない設計で、着々とユーザーを増やしているモデルです。
DFシリーズには、DF2.1もラインナップに用意されています。
(現在のところDF2.1の試打パターはご用意はございません。)
カスタマイズの可能性
L.A.B. Golfのパターは、「ライ角バランス技術」を最大限に活かすために、長さとライ角のフィッティングが重要です。
※パターのライ角フィッティングの重要性についてはコチラを→
『パターのライ角調整のメリットは?方向性・距離感が改善する!』
さらに、ライ角・長さ・サイトラインに加え、モデルによってはヘッド重量やヘッドカラーもカスタムが可能です。
これにより、ゴルファー一人ひとりに最適なパターを提供することができます。
例えば、MEZZ.1のカスタムでは、
- ヘッド重量
- ヘッドカラー
- サイトライン
- シャフト
- 長さ
- ライ角
- ヘッドカバー
これらをカスタマイズすることで、個々の体型やパッティングスタイル・好みに合わせたパターをオーダーできます。
- ヘッドカラーは規格のブラック以外に7色から選択出来ます。
- サイトラインは10パターンから選ぶことが出来ます。
これらによって個性的なパターに仕上げることも出来ます。
※モデルによってカスタムオーダーできる内容が異なります。
おすすめのゴルファー
L.A.B. Golfのパターの「ライ角バランス技術」は、以下のようなゴルファーに特におすすめです。
- パターのストロークに不安がある:バラツキの少ない安定したストロークが可能に。
- テイクバックでヘッドが揺れる:ヘッドの重心をシャフトで操作できるため、ヘッドの揺れを防ぎます。
- 「真っ直ぐ引いて⇨まっすぐに出したい」と思っている:トルクを最小限に抑える設計で、ヘッドの回転が起こりません。
- これまでに色々なパターを使用してきたが満足出来ない:今までに試されたことの無い構造のパターです。是非体験を!
- 最もオートマティックなパターが欲しい:フィッティングして自分に最適なスペックにすることで、オートマティックなストロークが実現します。
これらの特徴によりL.A.B. Golfのパターは、ゴルファーのパッティングに対する不安を解消。
より自信を持ったパッティングができるようサポートします。
試打のご案内
当店では、ご紹介したLINK.1、MEZZ.1、DF3の3機種の試打クラブをご用意しております。
試打はLINEまたはSNSのDMでのご予約が優先となっております。
- LINK.1:33インチ
- MEZZ.1:34インチ
- DF3:35インチ
試打の際には、ご自身の現在使用されているパターとの比較も可能です。
お悩みの方はフィッティングも行っておりますので、安心してご利用いただけます。
長さもそれぞれ異なりますので、ご希望であれば試打の際には各モデルの特徴を実際に体感していただきながら、詳細な説明をさせていただきます。
コチラもご希望があればですが、「ライ角バランス技術」の効果を最大限に引き出すための、
- ライ角・長さのフィッティング
- 現状のアドレスやパッティングアークのチェック
これらも行っております。
是非この機会にご利用ください。
まとめ
L.A.B. Golfのパターは、これまでのパターに無い発想とデザインで、多くのゴルファーに新しいパッティング体験を提供します。
パッティングに悩みを抱えておられる方も、さらなる向上を目指している方も、この機会に当店で試打してみてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
この記事が皆様のゴルフライフに少しでもお役に立てれば幸いです。
今後とも当店をよろしくお願いいたします。
それでは、季節も秋めいてまいりました。良いゴルフライフを!
2024/10/02追記
マスターズでDF3を使用したフィル・ミケルソンに続き、リッキー・ファウラーもDF3を使用する?というニュースがありました。
アダム・スコットはMEZZ.1 MAX の長尺を使用。
ツアープロも興味津々ですね。
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