ダイナミックゴールドの軽量版を選ぶときに気を付けたいこと。DG95・DG105・DG120
広島市安佐北区のゴルフショップ スルーザグリーンです。
ゴルフシーズンで組立が混雑して、なかなか更新できませんでしたが、そんな中でダイナミックゴールド95・105・120試打クラブを用意しました。
それぞれのフレックスS200でお試しいただけます。
試打クラブを作成していて気付いた事があります。
DG95だけ、プリントの位置が違う?
ステップ約1個分チップ側にプリントが入っています。
「?組む番手を間違えたかな?」っと一瞬思ってしまいました。
1ステップ分、手元寄りにプリントが入っている?
何でだろ?
カタログではこの様な画像になっていたため気が付きませんでしたが、スペック表にはちゃんと書いてありました。
下の表のシャフト長にご注目ください。
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ダイナミックゴールド 95・105・120 S200スペック表
シャフト | フレックス | シャフト長 | ティップ径 | バット径 | カット 前重量 |
カット 後重量 |
キック ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
DG95 | S200 | 38.5-35.0 (978-889) |
.355 inch (9.00mm) | .600 inch (15.25mm) | 95g | — | 中元調子 |
DG105 | S200 | 41.0-37.0 (1,041 -940) |
.355 inch (9.00mm) | .600 inch (15.25mm) | 103g | — | 元調子 |
DG120 | S200 | 41.0-37.0 (1,041 -940) |
.355 inch (9.00mm) | .600 inch (15.25mm) | 118g | — | 元調子 |
作られている長さがそもそも違いました。
そういえば、DG95はあまりバットカットしませんでした。
ネックが短めのアイアンで番手をハードにする方向に、番手ズラシする場合は、注意が必要です。
そしてDG105とDG120は#2I用まで、DG95は#3I用までのラインナップになっています。
以前にも使わせていただいた表ですが、手元側の硬さもDG95だけ大きく異なるため、ステップ位置などの設計が異なると考えられます。
表面で見ることのできるステップの違いなどを見てみると、
DG95とDG105とでは、見て分るほどシャフト中央部分の太さが異なります。
運動タイプのType-CとType-Dに適応するシャフトです。
よりしなりを必要とする方にはしなりの出やすいDG95は相性吉です!
光って見えにくいですが、DG105の方がチップ側にステップが集中して付けられています。
ここからも、軽量ながらも本家DGの剛性と合わせようとする意図が見て取れます。
仕上がりのスペックは以下の通りです。
ダイナミックゴールド | 長さ | 重さ | 振動数 | スイングバランス | 振り抵抗 | 装着シャフト重量 |
DG95 S200 | 36.75インチ | 418g | 294cpm(A) | D2 | 2646 | 93g |
DG105 S200 | 36.25インチ | 420g | 322cpm(SR) | D0 | 2583 | 94g |
DG120 S200 | 36.50インチ | 429g | 326cpm (S) | D0 | 2614 | 107g |
数値については、測定方法・測定機器・ヘッドやグリップの重量などで変わりますので参考までに。
組み上がったスペック表を見て、DG95とDG105がネーミングから想像するよりも重量差が無いことが分かります。
同じヘッドで組み上げしておりませんし、長さも変えて作成しておりますので比較し難いかと思いますが、
同じヘッドで取り付けした場合、
- シャフトの重量差は2~3g前後になると考えられます。
- シャフトの硬さは1.5フレックス相当DG105の方が硬く
- 実際に振り比べた方もDG95の方から先に振ると、DG105はシッカリ感を感じます。
モーダス3 120の時もそうでしたが、DG120もカット後のシャフト重量が120gのイメージを持ってしまいやすいですが、実際にはもう1ランク軽いイメージです。
「本家ダイナミックゴールドを長く使ってきたけど、少し軽くしたい。」
そんな方は、シャフトのクラブの重量だけ変えるイメージなのか?シャフトのしなる量も変えていくのか?
そこを考えるとよりスイングにマッチしたスペックを選ぶことが出来ると思います。
2021/3/12
追加された最軽量のDG85についての記事を更新しました。
→最新・最軽量ダイナミックゴールドのDG85を実測してみる。
2018/12/20追記
DG105にONYX(ブラック)仕様が追加されました!
マット(つや消し)ブラックのなかなか渋いスタイルです。
以前のブラックのスチールシャフトは、ブラックの塗装が傷付くと、ぺりぺり取れてしまうものがありました。
今回のこのDG105 ONYXはコーティングのような感じで、結構強そうです。
昨今ブラックヘッドのアイアンが限定などで発売され、ブラック・アウトされたグリップと合わせると、かなりかっこいい仕上がりになっています。
少しマットな感じの仕上がりだと、カーボンシャフトに間違えられようなことも少なくなるかも?
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