NS Pro 750 Neo
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NS Pro 750 Neoを選ぶ前に知っておくべきこと。

広島市安佐北区のゴルフスタジオ スルーザグリーンです。
NS Pro Neoシリーズに70g台が追加になりました。

NS Pro 750 Neo

NS Pro 750 Neo

「NS Pro 750 Neoを選ぶ前に知っておくべきこと」として

  • どんなシャフトで誰に合うのか?
  • 兄弟シャフトたちと違うのか?
  • Neo(ネオ)って何が新しい?
  • 気になる人の多い振動数は?

この辺りをレポートしたいと思います。


NS Pro 750 Neoはこんなシャフト

コスメは先に発売されている850Neo 950Neoと同じグリーンのロゴプリント。

  • PW用が35インチの仕様です。(番手ずらし時は要注意)
  • メーカーのカタログでは先調子。
  • 重量はカット前でRが74.5g  Sが78g。
  • バット径は14.8mmやや細め
NS750NeoステップTip

NS750NeoステップTip

ステップ見ていきます。
先中の辺りから750のロゴプリントの辺りまで、ステップが狭い間隔で並んでいます。
間隔はおよそ2cm。
シャフトの中央部分の剛性を増すステップ配置です。

後から見ていく剛性設計と一致します。

NS750NeoステップButt

NS750NeoステップButt

「NS PRO」のロゴ辺りからグリップ側には、広い間隔でステップが並びます。
間隔はおよそ5.5cm。
手元部分にシナリを持たせるステップ配置です。
こちらも後から見ていく剛性設計と一致します。


NS Pro 750 Neoの剛性設計

以前計測したNS Pro 850 Neo/Sと比較して、概ね同じような剛性設計でした。

近い重量帯のカーボンシャフトとNS Pro 850 Neoとの比較

NS750Neoの剛性

NS750Neoの剛性

NS Pro 750 Neo・850 Neo・950Neoは同じ剛性設計で重量違いです。
これは認識と一致で一安心。

 

NS Pro 750 Neoの特徴として

  • 全体からすると先端の剛性が高い。
  • 手元が柔らかく、中央付近の剛性が高い。

とは言うものの、NS Pro 750 Neoの中での話であって全体の剛性は高くない。
『軽柔』の部類に入るが、シャフトの中央に張りがあるため、グニャグニャには感じない。

ここがメーカーさんの言う
「爽快に振り抜ける軽さ」

これに繋がっているのでしょう。


Neoとは?

何かが新しくなっているので「Neo(ネオ)」なのです。

NSというと代表は未だNS Pro 950GHでしょうか。
あいにくNS Pro750GHのデータがありません。
データのある「950GH」と「950Neo」の比較から、GHとNeoの違いを少し。

NS比較

NS比較

シャフトの中央部分の剛性が高い(硬い)のは、2者とも変わりません。
違うのは手元の剛性。
Neoの方がグッと剛性が低く、手元でシナリをしっかり持たせる設計になっています。

  • NS Pro750GHは、手元の剛性を上げるためにカーボンが巻かれていました。
    このカーボンは重量を増やしたり、太くしたりせずに剛性を上げる方法として採用されました。
    手元の剛性が高まったことによりNS 750GHは、先だけ動きやすい鋭いシャフトに仕上げっていました。

 

  • Zelos7と比較すると、シャフト中央部はほぼNS 750 Neoと差が大きくありません。
    が、グラフに山や谷の無い、なだらかな剛性設計になっています。
    Zelos7は鋼材を新たに採用することで必要な剛性を確保して、全体がスムーズにしなるシャフトになっています。

NS 750 Neoは、Modusシリーズで培われた肉厚調整加工技術で、手元に適度なシナリを持たせています。

これまで見てきたように、鋼材・熱処理・肉厚の加工など、
外からは分からない新たな技術が投入されて「Neo」なのですね。


NS Pro 750 Neoは誰に合いそうか

  • シャフトには「粘り」よりも「走り」を求める方。
  • ロフトの立ったアイアンを使用して、距離と出来れば高さも出したい方。
  • ドライバーに50g台のシャフトを使用している方
  • 現在NS950GHやNS 850 Neoを使用していて、少し軽くしたい方。
  • ドライバーのヘッドスピードが36〜40m/sぐらいの方で、筋力の高くない方。
  • 「力強く振る」よりも「スピードを上げて振る」タイプの方。
  • インパクトがやや厚め(深め)に入る傾向がある方。
  • ソール厚めのアイアンで、ダフリ傾向がある方。
  • スイングの切り返しの間が少ない方。
  • スタンスはやや狭く、体重移動の少ないスイングの方。
  • 運動Type-B
  • 同じ重量帯(70〜80g)のカーボンシャフトが硬く感じる方。

スチールシャフトの幅を広げるシャフトです。
試打もご用意中ですので、興味のある方は是非。


試打シャフトスペック

NS Pro 750 NEO/Rフレックス

  • 番手:#7I
  • ヘッド重量:276g(MS-Link用のスリーブ装着のため重め)
  • シャフト:NS Pro 750 NEO
  • フレックス:R
  • シャフト装着重量:72g
  • グリップ:ラムキン360
  • グリップ重量:46.6g
  • 長さ:37.0インチe
  • 重量:397g
  • スイングウェイト:D1
  • 振動数:273cpm
  • 換算フレックス:L-2
  • 振り抵抗:265.6

重量が調整出来るヘッドで組みました。
MS-LINKスリーブを取り付けていますので、その他のヘッドでもお試し可能です。


NS 750 NEOの特徴を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
当ブログで約26,000人が読んでいる、シャフト記事も合わせてご覧ください。→『TENSEI 1K オレンジ とテンセイ CK Proとの違い・特徴と振動数』


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THROUGH THE GREEN(スルーザグリーン)
〒731-0201
広島市安佐北区大林3丁目14-22-1F

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※測定値は当店の測定器・測定方法によるものです。
※数値については、測定方法・測定機器・ヘッドやグリップの重量などで変わりますので参考までに。
※測定数値などは、測定方法・測定機器の違い・ヘッドやグリップの装着方法などにより変わりますので参考までに。

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